おなかがすいたのでもちを食べようと思い、ふとしょうゆ味が香ばしい磯部焼の事を思い出しました。せっかくですので作り方を記載したいと思います。
もちをこんがり焼く
磯部焼きは正式には「磯辺焼」と書きますが一番簡単な作り方としてはまず、フライパンにサラダ油を敷いて下さい。その上で中火で加熱した後で、切り餅を投入します。続いて少しばかり焼き目が出来た事が確認出来たら、フライパンに蓋をして加熱します。その上で柔らかくなった事が確認出来たら、砂糖と醤油を適時投入しつつ弱火で煮て全体に味を絡ませます。後は焼き海苔を、投入した切り餅の分だけ用意しておきそれを巻けば完成です。
味わいの探求
この時、調味料の類は人によって結構好みが違いますので、場合によったら何度か作ってみて自分に合った配合を見出すというのも悪くありません。 ちなみに、この作り方はアレンジも相当に効く事もポイントです。例えばお酒のつまみとして、磯辺焼きを食べたいというのであれば「梅肉とワサビ」に「明太子とマヨネーズ」、「じゃこと削り節と醤油」辺りを用意しておいて焼き海苔を巻く段階の時に先に好みの具をドレッシングの様に塗っておくのも方法論になります。勿論、オリジナルブレンドの具材を用意するのも、通の楽しみ方と言えます。
究極の磯辺焼きを求めて
人によっては、チーズを投入して溶かした上で食べると美味いという事もあるのでその辺りの応用形は限りないと思って下さい。フライパンを用意するのが、色々あって面倒だという様な場合でしたらアルミホイルをオーブントースターに適度に敷いた上で、そこで10分ほど加熱して作るという事でアレンジを加えても美味しい仕上がりになります。 後はオーブントースターであっても、フライパンであっても共通ですがお餅を焼く場合は高温にし過ぎると、カリカリになってしまいやすいデメリットがあります。弱火でジックリ焼いた方が丁度良い食感になるという事は、常に覚えておく様に心掛けて下さい。オーブントースターである場合は、650wがベストという事で計算しておけば齟齬が無いです。ちなみにお餅以外でちくわで作るパターンの磯辺焼きもありますが、こっちの場合はお餅とは違った手順になりますので、興味がある場合は混同せずに改めてしっかりチェックする事をお勧めします。